2016年7月16日土曜日

ミニマリスト:何をミニマムにするのか

私の家事は基本的に週一回だと書いた。洗濯も週一回なので、当然下着は7枚以上必要となるし、タオルも7枚以上必要だ。








Washing day




下着は2-3枚でOKなんていうミニマリストのブログを拝見する度に、そりゃ大変だろうと人のことながら心配になる。少なくとも隔日で洗濯をしなくてはならなくなるからだ。面倒な時は無いのか??病気で出来ない時はどうするのだ??おねしょしたときは??


小学生の頃、おばあちゃんに「自分の下着ぐらいお風呂に入ったときに洗いなさい」と言われた事はある。しかし、ズボラな私におばあちゃんもすぐ諦めたようだ。おばあちゃん、出来の悪い孫でごめんよ。


家族の多い人は、洗濯を頻繁にしなくてはならないだろうが、私のような一人暮らしは溜めてから洗濯しないと水・電気の無駄である。特に、こちらの洗濯機は日本の倍の容量がある。バスタオルを使わないなど工夫はしているが、本当に洗濯機を週に何度も回す必要がないのだ。


ミニマリスト、モノをミニマムにするのか、手間をミニマムにするのか。


私は手間をミニマムにするミニマリストだ。



2016年6月28日火曜日

一人暮らしの老後を考える:あと何年働けば仕事を辞められるのか?

今日は、アメリカで有名な資産形成・早期退職をテーマにするブログMr. Money Mustache の素晴らしい記事を紹介しようと思う。「The Shocking Simple Math Behind Early Retirement 」私の素人和訳では、「早期退職を可能にするびっくりするほど簡単なからくり」。







Money - Cash Flow




残念ながら英語なのでスゴーク簡単に要約してみようと思う。


何年働けばリタイヤできるかは、たった一つの要素により決まってくる。それは・・・

「貯蓄率」  貯蓄率=(収入ー生活費) / 収入

早期退職には、まず生活費を抑え、または、収入を増やし、貯蓄率を上げてそれを投資することが大切である。その投資したお金がお金を稼いでくれる。それは、どんどんと増えるだろう。

お金が稼いでくれる金額が、あなたの生活費と同額、またはそれ以上になれば、あなたはリタイアできる。

もし、あなたの貯蓄率が64%なら、10.4年でリタイアすることが出来るはずだ。


興味を持った人は、頑張って元の記事を読んでみて。他の記事もお勧めです。



networthify.com のサイトで以下の数字を入力すると、あなたがあと何年働けば辞められるのか分かります。

Current Annual Income: 現在の年収(税引き後)
Current Annual Saving: 一年間で貯めた貯蓄額(この計算式では貯金額ではなく投資額。)
Current Annual Expenses: 一年間の生活費
Current Saving Rate: 貯蓄率
Current Portfolio Value: 現在の資産額(株・債権・証券・不動産など)私は、401k も NISA も入れていい。ただ、401k は60歳まで引き出せないのがネックかな。


ここで、このからくり(計算式)の前提条件は以下のとおり。

  1. あなたの現在の生活費はリタイア後の生活費と同じ額である。
  2. あなたは資産を引き出すことなく投資のリターン(5%)のみで生活する。よって、資産額はいつまでも減少しない。
  3. 現在の年収は税引き後である。
  4. 投資の年間リターン(5%)は税金とインフレを加味した後のものである。


皆さんの結果はどうでしかか?ここで、この計算式の問題点を挙げてみようと思う。
 

まず、日本人の資産額に対する投資率ってそれほど高くないと思うのだけれど、どうなんだろう?この計算では、資産全額が投資に回されていると考えてください。貯金は考慮しないでね。何てったって、インフレ考慮したら金利マイナス・・・・。


また、投資のリターンも5%(税金とインフレを加味した後ってことは、7-8%ぐらいのリターン??)と堅実日本人が設定するポートフォリオのリターンに比べると非常に高いので、あくまでも参考までに。投資のリターンが低ければ、もっと長く働かないとリタイアは出来ません。


他にも問題点はある。


前提条件にあるように、現在の生活費とリタイア後の生活費が同じだという点。子供がいれば、現在の生活費が多くなるだろうし、リタイア後に世界中旅行したいなんていう人は、リタイア後の生活費の方が多くなるだろう。


まあ、理想のリタイアシナリオだと思ってください。私には、お金持ちはこうやって生活してるのか・・・と良い勉強になりました。




2016年6月25日土曜日

プラスチックゴミのミニマム化 ーヨーグルトを作るー

液体・半液体の食べ物の大半がプラスチックの容器に入って売られている。リサイクルされる瓶で売ってくれると有難いが、家の近所ではそういう店は無に等しい。もうそれは、仕方が無いんだよね。だって、プラスチック便利なんだもん。






yogurt




プラスチックゴミを減らそうとすると、自分で作るという選択肢しか残されていない。


ヨーグルトはカッテージチーズやサワークリームに比べれば簡単にできる。


小さい頃、家にもヨーグルトメーカーなるものがあった。もう、実家にも無いんじゃないかな。ここはプラスチック無しで作りたいものだ。


以下は、ズボラな私でも出来る簡単ヨーグルトである。

1.牛乳をお鍋で沸騰させる
2.牛乳を50度まで冷ます
3.保温瓶に牛乳を入れ、1スプーン大のヨーグルトを加える
4.保温瓶を毛布で包んで8-14時間置く
5.ヨーグルトが出来ていたら、普通の瓶に移し替え、冷蔵庫で保存


唯一失敗の可能性があるとすれば、1の過程。


目を離した隙に、牛乳が沸騰して吹きこぼれ、惨事に至る。すると、ヨーグルトなど作りたくもないと自棄をおこす危険性がある。1の過程は、火の側から離れてはいけない。均一に牛乳が熱されるよう厚底のお鍋を使うことをお勧めする。


10年ほど前、カスピ海なんとかっていうヨーグルトのの菌をもらったことがあった。旅行中に駄目にしてしまったが、今になって悔やんでいる。誰か分けてください。








2016年6月21日火曜日

ゴミの有料化がすすんだら・・・・

日本では粗大ゴミを捨てるのが有料な自治体がほとんどだろうと思う。普通ゴミも地域指定ゴミ袋を有料にするなどの工夫はされているが、ゴミ袋じゃそんなに値段を高く設定できない。ゴミ袋一枚数円じゃ人はあまり変わらない。もっと値段を高く設定したらどうなるだろう?






Landfill




多くの人はゴミを捨てた後、そのゴミがどこへ行って処理され、どのくらいこの地球に負荷をかけているのか、どのくらいゴミ処理に費用がかかるのか知らない。実は、私もよく知らない。しかし、小さくないだろう。私の住む国では、中国まで運ばれて処理される(闇に葬られる)という話もある。


悲しいかな、人間はお金が絡むと取り組み方が変わる。これは、スーパーでの買い物袋持参率を見ても明らかである。地域指定ゴミ袋も効果はあるに違いない。


もし、家庭で出る全てのゴミを捨てるのにお金がかかるとしたら、コンポスト率は上がると思うし、無闇に無料でもらえる景品やノベルティーグッズを貰わなくなるのではないだろうか。コンビニで入れてくれるペーパーナプキンやフォーク・箸、街でもらうティッシュ、百貨店の過剰包装、ホテルのアメニティ、試供品。親切でくれるものだから、余計たちが悪い。貰うのはタダでも、それをゴミとして処理するのにお金がかかる事を忘れてはならない。


貰う人がいるから、ゴミのようなモノが大量生産される。


ゴミを捨てるのにお金がかかれば、必要なければ断るという習慣がつくに違いない。ここは、皆で必要ないモノには「ありがとう。でも、結構です。いりません。」と断ってこのゴミ大量生産ループを絶とう。



2016年6月18日土曜日

恥ずかしい告白:家事は週一回です

ブログでいろいろな人の生活を拝見していると、驚くことが多い。自分が普通だと思ってやっていた事が、まったく世間から見たら非常識なんてことはよくある。







broom





家事の仕方は人それぞれ。一人暮らしでも、毎日しっかり料理をして生活している人もいるし、掃除を毎日する人もいる。恥ずかしいことだけれど、私の家事は何でも週一回が基本である。

買い物週一回。
掃除週一回。
洗濯週一回(シーツを洗う週は週2回)。
料理週一回(一週間の常備菜、お弁当)。
郵便物の確認週一回。


以前書いたことがあるが、週3日・12時間勤務をしているので、働いている3日間は、働いて、帰ってきて、トイレ行って、シャワー浴びて、寝て、起きて、トイレ行って、シャワー浴びて、ごはん食べて、出勤する。それを3日繰り返す。その3日間は全く家事をしないと決めているので、その前に家事は済ませておかなくてはならない。働く前日になって慌てて家事をこなすというのが私のパターンだ。


働いていない4日間も面倒だからあまり家事をしない。お腹がすいたなーと思えば、簡単なものは作るが、ほとんど作り置きした食材を温めなおしたり、味付けを変えたり、適当に済ませる。出掛けてしまえば、なおさら何もしない。


それでも、特に部屋が散らかることは無いし、困ることも無い。洗い物も一人分の食器を洗うのはわけない。整理・整頓・洗い物はちょちょいと5分もかからず出来る。一人暮らしの特権だと思う。


掃除機を毎日かける人、トイレ掃除を毎日する人、一人暮らしなのに毎日違う料理をする人、尊敬します。


2016年6月14日火曜日

リア充は体力勝負

先日、友人と映画に行く予定を立てた。友達の少ない一人暮らし。これは、1ヶ月ぶりの予定なんじゃないか??なんて思いながら、その映画にあまり興味はなかったが、楽しみにしていた。







relaxing




そういった日に限って、予定がどんどん入るんだよね。まず、その午前中に済ませなければならない用事が出来た。まあ、午前中だし、問題なくこなせる。


その日の前日、以前お世話になったご近所さんで、今は少し離れている所に住む94才になるおばあさんから電話があった。しばらくの間、ご無沙汰している。特に用事は無く、元気ですか?という挨拶であったが、本来なら年下で暇な私が連絡をするのが筋というものだろう。電話を貰い恐縮した。それで、次の日の午後、会いに行く約束をしてしまった。


午前中に用事を済ませ、午後買い物をして、おばあさんに会いに行き、夕方友人と食事をした後、映画を見る。不可能じゃない。しかし、その日の朝、なんだか声の調子がおかしいことに気がついた。喉が痛いわけでも、熱っぽいわけでも無い。ただ、声がしゃがれている。嫌な予感がする。やっぱり普段してないことを予定しちゃ駄目だよね。


午前中に用事を済ませ、買い物をして、おばあさんとおしゃべりをした後は、もうぐったりだった。まあ、毎日暇でゴロゴロしているので、身体がびっくりしたのだろう。笑。


気の置ける3人で映画に行くことになっていたので、食事をした後、映画は遠慮して帰ろうかと思って、そう友人にも告げて食事を始めた。それなのに、ビールを半分飲んだ頃には、疲れ過ぎていたのか、空腹に飲んだのがいけなかったのか、すっかり酔ってしまった。これは運転など出来ない。仕方なく予定通り映画を見て酔いを醒まし、家に帰った。映画はまあまあ楽しめたし、予定通りだったわけだが、なんともハードな休日であった。


いつも暇なので、3つも違うことを同じ日に予定することは無い。来週はまた暇な毎日に戻ると思うとホッとした。日本では充実した毎日を送っている人をリア充というそうだが、リア充は体力が無いとやっていけないだろう。


リア充を目指し、まずは体力をつけよう。



2016年6月11日土曜日

プラスチックゴミのミニマム化 -食料の保存容器 2-

プラスチックゴミを減らすために瓶を食料の保存容器に多用していることは、以前書いた。今日はその第2弾です。




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私がプラスチックゴミゼロ・ゴミゼロを目指していなかった頃、私の台所にはヨーグルトの入れ物等、蓋付きのプラスチック容器がたくさんあった。なんだか貧乏臭いなあ・・とは思っていたけれど、実家でもそれを使っていたし、「何かに使えるかもしれない」「もったいない」と収集していたのだ。その上、安くて便利なジップロック、使い捨てプラスチック容器も多用していた。


プラスチックはゴミとしても厄介だけれど、身体にも良い影響がないので、収集していたほとんどのプラスチック容器は捨てることになった。使っていないジップロック・使い捨てプラスチック容器はなくなったら購入しないようにしようと思っている。


プラスチック容器に代わったものは、PYLEX のビンテージ、ミルクガラスの入れ物。FIRE KING なんかが流行っていた頃、リサイクルショップで購入したものだ。密閉は出来ないので、汁物を入れて出かけることは出来ないけれど、常備菜を冷蔵庫で保存したり、お弁当箱として職場に持っていく。そのまま電子レンジで温めることが出来るので便利だ。別に現行の普通の透明ガラス容器でもいいのだけれど、わざわざ買うよりある物を使っている。それに、ちょっと可愛いでしょ。


一番機能的なのは、密閉可能なステンレス容器だと思う。ガラスと違って軽いし、痛みにくい。ただ、電子レンジでそのまま温めることができないのが難点かな。



2016年6月7日火曜日

プラスチックゴミのミニマム化 ー食料の保存容器 1ー

以前、プラスチックの袋に入った食料を使った後は、そのまま開けた口をゴムで縛るか、クリップで閉じてパントリーにポイポイと収納していた。パントリーは袋だらけで、どこになにが置いてあるのかよく分からず、一年以上消費されずゴミになっていることも多かった。そのゴミの量といったら今考えると恐ろしいものだった。





Canning for a hobby





プラスチックゼロ・ゴミゼロを目指し始め、多くの食料をばら売り・量り売りで買ってくるようになった。プラスチックの袋に入っていない食料を買ってくると、それを収納・保存しておく入れ物が必要になる。


現在多用しているのは、瓶。おしゃれな瓶でなくても良い。何かの空き瓶で十分。私の恥ずかしい食生活がバレてしまうが、スパゲッティソースの入っていた瓶を多用している。形が揃っていると、なんとなく片付いているように見える。


見た目にこだわる人は、様々な瓶が売っている。Ball や Kerr などのMASON JAR 。Weck なんかも使いやすそう。広口の瓶が洗いやすいし、使いやすい。


おしゃれ感を出したい人は、Le Parfait なんかもいい。Zero Waste Home の Bea Johnson さんは、とってもおしゃれなキッチンを披露している。重いのが難点かな。


私はある物を使うというスタンスである。




2016年6月4日土曜日

オーガニックなのに・・・オーガニックじゃないじゃん

有機栽培の野菜が普通のスーパーマーケットで買えるようになり久しい。値段も下がってきていると思う。選択肢が増えるのは、消費者にとってうれしいことである。






Organic Vegetables



しかし、プラスチックゼロ・ゴミゼロを目指すには、有機栽培の野菜ほど難しいという矛盾に気がついた。それは、有機栽培の野菜が他の野菜との区別・差別化を図るために包装で高級感をだそうとしているからだと思う。なぜか有機栽培の野菜は過剰に包装されていることが多いし、量り売り・ばら売りという選択肢が無いことが多い。


有機栽培をしているからといって、自然環境にやさしいとは限らない。その上、ゴミを増やすような販売戦略はやめてほしい。ゴミを減らすため・健康のためには、やはりFOOD FOREST を庭に作るのが一番良いのかなあ。




2016年5月31日火曜日

プラスチックゴミのミニマム化 ーホテルのアメニティー

3月の帰郷中、いくつかのホテル・旅館に泊まった。特にホテルのアメニティは充実している。以前は、せっかくだからと使わなかったものまで全て貰ってきていた。最近は手をつけず、なるべくそのまま綺麗な状態で置いてくるようにしている。ゴミにしてもらいたくないからだ。




  • Hospitality



まず、湯シャンをしているので、シャンプー・リンスは必要ない。また、家に持ってきても、使われずに引き出しの中のモノが増えることは経験済みである。次に、プラスチックの容器に入っているので、ゴミになる。最後に、私が使わなければ他の必要な人が使える。その分、環境資源を無駄にしなくてよい。


石鹸は使うことがあるが、今回の帰郷中、最初のホテルにあった石鹸を2週間ずっと使っていた。使ったなら、最後まで使い切りたい。


良いホテルほどアメニティーが充実しているが、それを無駄なゴミが増えると悲しく思うのは私だけなのか・・・。残念ながら地理的な理由で滞在はしなかったが、タオル等と共にアメニティーを提供しないので格安ですというホテルもあった。私にぴったり。こういった選べるホテルがもっと増えるといいのに。


特に潔癖症でもないので、人の使ったものは使えないというようなことはない。特に温泉はいいなあと思う。シャンプー・リンス・液体石鹸がお風呂に備え付けられており、皆で使えるようになっている。便利な上に、ゴミも最小限である。部屋にお風呂が付いていても、温泉を利用させてもらって気持ちよく使えた。


ああ、温泉また行きたいなあ。

2016年5月28日土曜日

利便性と反比例するもの

随分前のことになるが、ふと「あれ?お父さんの誕生日にお祝いのメール送ったっけ?」と思った。父親の誕生日の2-3日後である。



Happy Birthday Cake



家では誕生日にプレゼントを贈りあう習慣は無い。一緒に美味しいものを食べに行くことはあったが、手紙・カードを贈るだけなことが多かった。いつの間にか手紙がメールになっていた。


簡単なメールであったが、ちゃんと送ったことを思い出した。父親からの返事も来たし、そのまた返事のメールもしたのであった。ほっと胸をなでおろし、ハッと思い出した。そうだ、スマートフォンの父親の誕生日を知らせるアラームが鳴って、その場でちょいちょいっとメールをしたのだった。


あまりにも簡単に済んでしまったため、覚えていなかったのだ。多くのことが指先を少し動かしただけで簡単に済んでしまう。アラームが鳴らなかったら、父親の誕生日だって気がついたかも怪しいものだ。


簡単に出来るようになったからといって、父親の誕生日を祝う気持ちに変わりはないと思いたい。でも、メールをしたことも忘れていたなんて、気持ちがこもっていなかった証拠だよね。


なんだか、悲しいなあ。



2016年5月24日火曜日

一人暮らしの老後を考える:ズボラさんには自動操業が一番

海外に住むようになり、15年が過ぎた。こちらで働いた期間は11年だ。日本でも働いた経験はあるが、日本の年金はこちらに来たときから納めていない悪い日本人だ。




Old people



日本に帰っても厚生年金・国民年金があるわけでもない。何もしなければ、下流老人まっしぐらである。


そこで、働き始めてから少しお金の勉強をした。といっても、お金についてのブログを読み漁っただけだけれど。


全く投資についての知識もなく、深く勉強するつもりも、その頭脳もなかったので、インデックスファンドの積立投資。私の老後資金形成スタイルは非常にシンプルなものだ。


こちらには、日本の恒久版 NISA のような口座がある(ROTH IRA)。その口座に、11年前、隔週定額のお金でインデックスファンドを自動購入するよう設定しただけ。それ以来、何もしていない。


職場の401K も同様。働き始めた時、隔週お給料の一定率分のお金でインデックスファンドを購入するよう設定して以来、ほとんど何もしていない。

  

ポートフォリオの設定やら、リバランスやら、投資をする上で知っておく必要最低限の知識・情報はあるかもしれない。しかし、私のようなズボラさんに一番大切なのは、自動操業に’してしまうことだと思う。そして、景気が良くても悪くても放っておく事。まあ、ズボラさんは放っておくことは得意中の得意だと思うけどね。





2016年5月21日土曜日

ミニマリストとプラスチックゼロ・ゴミゼロのWIN-WIN な関係

私はプラスチックゼロ・ゴミゼロを目指していて、ミニマリズムに辿り着いた。






  • Interior Design Concept



ゴミを出さないように生活しようとすると、モノを買う時、貰う時、家に持ち込む時の判断が厳しくなる。うっかり使わないモノを家に入れて、それをゴミにしたくないからだ。そうしているうちに、使うモノ(ときめくものと近藤麻理恵さんは言っているけど)だけが家に残るというわけだ。それはモノの数ではなく、余分なモノを持たないという意味でミニマムなのだと思っている。



ミニマリストな人達のブログを読んでいると、モノを捨てることに焦点が当たっていることが多い。私のように捨てることに罪悪感を抱く人には、このアプローチは精神的に厳しい。とりわけ貧乏な家で育った訳ではないが、「もったいない」と祖母から口酸っぱく言われて育ったので、モノを捨てる時の罪悪感を感じずにいられない。モノを捨てることに罪悪感を抱く人は少なくないのではないかと思う。



モノが捨てられなくて困っている人は、ゴミを出さない生活に意識を向けてみたらどうだろうか。捨てることに焦点を当てるより、使わないモノを買わない・貰わない・家に持ち込まないことに焦点を当てた方が気分的に楽だと思う。もちろん、今あるゴミを捨てなければ気分は悪いが、捨ててもまた新しいモノを家に持ち込めば同じことの繰り返し。まずは、何が自分に必要なのか・何に自分がときめくのか知り、それだけを家に持ち込もう。


不必要なモノを作る過程で壊される環境資源やそのモノを捨てるために起こる環境汚染を減らすことも出来るし、あなたもミニマリストに近づく。WIN-WINである。







2016年5月17日火曜日

プラスチックゴミのミニマム化 ー洗濯洗剤ー

以前使っていた洗濯洗剤は、ほとんどプラスチックに入っていた。粉の洗濯洗剤は紙でできた箱に入っているので、それを使えばプラスチックゼロだ。紙はプラスチックに比べたら遥かにリサイクルしやすいので、選択肢としては悪くないと思う。今回は私の作る(混ぜる)洗濯洗剤について。






laundry





私は庭仕事をしても泥だらけになるということは無いし、食べ物をこぼすこともほとんど無い。なので、私の衣類の汚れは、身体からでる脂とたんぱく質、ホコリが大半であると思われる。調べてみると、石鹸よりもアルカリ性の炭酸ソーダ・過炭酸ナトリウムの方が綺麗になりそうだ。炭酸ソーダなら箱入りで売っている。


家の洗濯機はドラム式で漬け置きは難しいが、それでも結構綺麗になっているようなので、アルカリ洗濯を続けている。以下はグーグル様にうかがって、適当にアレンジした私の洗濯洗剤である。


炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ、炭酸塩ともいう)
BORAX(ホウ砂)
過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)
粉石鹸(私は石鹸を摩り下ろしたものを使っています)

上記を順に2:2:1:1の割合で混ぜる。大スプーン1-2匙を一回の洗濯に使用。適当です。

全ての材料はスーパーで手に入るし、簡単、安い。こちらのナチュラル派奥様ブログでは良く紹介されている洗濯洗剤レシピであるが、日本では見かけない。


私は満足しているが、実際の効果の程はよく知らないし、ホウ砂の毒性などもよく分からない。どなたかご存知の方教えてください。






2016年5月14日土曜日

あなた、幸せですか?

最近、幸福をテーマにした書籍が多いと思いませんか。タイトルに”HAPPINESS” とあれば売れるかのように。まあ、みんな幸せになりたいからね。







keep :)






しかし、幸福って一体何なのか?


童話の「青い鳥」の中で、チルチルとミチルは幸せはすぐそばにあるものだと気づく。どうも、幸せは遠くにはないらしい。


心理学者、社会学者は一生懸命幸福を科学的に分析する。経済的要因、社会的要因、身体的要因、人間関係、地理的要因、宗教。どれもこれも、これだ!!  と言い切ることはできないようだし、人生折り返し地点を過ぎ、そうそう簡単に自分で変えられるものでもない。


自分の幸せなのに、どうしたら幸せになれるのか分からない。せめて今「幸せだ」と思う時間・環境・人間関係を大切にしようと思う。




2016年5月10日火曜日

紙ゴミのミニマム化

私の郵便物はかなり少ない。その経緯は、以前書いた通りである。面倒なので郵便受けは一週間に一回しか確認しない。




Letter Box





郵便物が減っても、スーパーのチラシやら、お店のセールのお知らせやら、過去に購入した通販の最新カタログやら、保険の勧誘、クレジットカードの勧誘と、なにかしら郵便受けに入っている。とても鬱陶しい。


住所と名前が入っていればシュレッダーにかける手間が増えるし、ゴミはかさばるし、資源の無駄遣いだし、良い事など一つも無い。第一、他人の置いていったゴミを処理するのに自分の時間を浪費するなんて、馬鹿馬鹿しいと思う。なぜ誰も文句を言わないのか?


以前は、チラシやカタログを眺めるのが好きだったのにな・・・・。物事は見方を変えると、全く違う感情を呼び起こす。


あるウェッブサイトで勧誘の郵便物を断ることが出来るらしい。今度利用してみようと思う。



2016年5月7日土曜日

コーヒーが必要な日

一般的に朝コーヒーを飲む理由は、カフェインを摂取して頭の回転を速くしたいからだと思う。特に出勤前。出勤前にコーヒースタンドによる人は多い。無理やりにでも、自分自身を叩き起こす必要があるのだろう。







Coffee





目覚めの一杯。私の場合、出勤前にコーヒーを飲むことはほとんどないが、休日には必ず飲む。どうしてかというと、無理にでも起きる必要性がないためだ。ダラダラと一日を過ごす危険性が大きい休日は、一日の初めにコーヒーを飲んで頭をシャキッっとさせる必要がある。

それに、朝目覚めてからコーヒーを淹れる時間は嫌いじゃない。コーヒーを淹れるプロセスと香り、のんびりとコーヒーを飲む時間は至福の時だ。コーヒースタンドに駆け込んで飲むコーヒーとは全く違う。


2016年5月3日火曜日

プラスチックゴミのミニマム化:ズボラさんの選択 ー台所洗剤ー

今日、手作り石鹸を仕込んだ。食器洗いの石鹸を年に一度作る。手作り石鹸にも色々あるが、エッセンシャルオイルを入れないシンプルな石鹸である。なぜか無香料の石鹸は近所で売っていないし、値段が馬鹿高いので作っている。プラスチックゼロ・ゴミゼロである。







soap 2




数年前、食器を洗う台所洗剤を手作り石鹸に変えた。きっかけは、友人の「合成洗剤はしっかりゆすがないと化学物質がお皿に残り、身体に悪い」という一言だった。きっと、私が適当に洗っていた様子を見てのコメントに違いない。


それを聞いて、「しっかりゆすがなくっちゃ」と普通は思うのだろうが、私は「汚れのばい菌と洗剤の化学物質、どっちが身体により悪いのか?」と考えた。もちろん、それは「ズボラな私はしっかりゆすがない」という可能性を十分考慮したものであるが、私の出した結論は、「化学物質の方が身体に悪い」であった。


免疫力の低い小さな子供やお年寄りがいるわけでもなければ、ばい菌の無い環境など必要ないし、不可能である。私たちの口の中はばい菌だらけでも平気で生活している。石鹸を使えば、100%洗浄されなくても、身体に不調を起こすほどの汚れは残らないだろう。


手作り石鹸だって化学物質であるが、合成洗剤に比べたらずっと身体に及ぼす影響は少ないと思われる。


手作り石鹸の泡立ちの悪さにも慣れた。むしろ、泡が立たない方が、すすぎが楽。今では、洗剤を使うと匂いの強さに驚くし、気持ちが悪くなる。どうして、あんな匂いの強いもので食べ物に触れる食器を洗っていたのかと不思議に思う。


ズボラも楽じゃない。




2016年4月30日土曜日

自由時間の使い方:あなたならどうする?

私は、週3日、一日12時間働いている。週休4日、正社員。一人暮らしの私にとっては、理想的な労働時間形態だと思う。特に不満もなく契約どうり働いている。







Glasses on calendar




私の仕事は資格は必要だが、特殊な能力が必要だとか、私じゃないと出来ない訳ではない。残業・休日出勤のプレッシャーも全く無い仕事である。仕事はいくらでもあるが、私は残業・休日出勤をほとんどしたことがない。理由はただ一つ。「家でのんびりしていた方がいいから」。人間関係も良好だし、仕事が嫌いだというわけではない。でも、家でのんびり過ごすのと働くのを比べたら、誰でも迷わず前者を選ぶでしょ。


休日出勤は時給換算すると、通常の1.5倍から2倍もらえる。同僚にどうして契約以上働かないのかと聞かれた。まあ、中年女の一人暮らし、暇に見えるのだろう。実際、時間はある。多くの同僚は、旦那・子供を持ち、とっても忙しい上に休日出勤をして働いている。ワーカホリックといわれる日本人の中では、当然怠け者に分類されたが、この国でも怠け者の仲間入りということらしい。


休日出勤すれば、自分の時間が有効に使え、お金ももらえる。良いことづくしである。どうせ休日は家でグダグダしているのだから・・・・。今回、同僚から指摘されて、どれだけ自分が怠け者なのか再認識させられた。


「私は時間を有効に使い充実した休日を送っていますので、休日出勤は出来ません」とか言ってみたいものだ。 




2016年4月26日火曜日

試行錯誤

何か新しいアイデアを生活に取り入れ、実践する。いくつかのアイデアは、無理なく毎日の生活になじみ、習慣化されてゆく。そして、いくつかは繰り返されることなく消えてゆく。毎日の生活は、その試行錯誤の集大成。



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習慣化されなかったアイデアには共通点がある。

それは、「楽に出来ない」こと、「経済的な負担が大きい」こと。

新しいアイデアは、色々な動機により生み出される。例えばプラスチックゼロ・ゴミゼロの為のアイデア。私が挑戦して習慣化できなかった例をあげてみようと思う。
1.瓶入り牛乳を購入する。
2.サランラップを使わない。
3.オレンジジュースを買わず、生のオレンジを買って絞る。
他にも色々あるが、このくらいで私の意図することがわかってもらえると思う。

1.瓶入り牛乳を購入する。これは、瓶入り牛乳を取り扱う店が少ないというのが問題だろう。私の家の近所では、いくつかあるスーパーマーケットの中で一店舗だけ瓶入り牛乳を売っている。その店は全体的に値段が高いうえ、不便な所にある。わざわざ牛乳のためにその店で買い物をすることは、徐々に減っていった。

2.サランラップを使わない。サランラップのような物を手作りしたり、サランラップ代用品を購入したりしたが、サランラップを全く使わないことは出来なかった。まず、手作りラップ。布に蜜蝋をアイロンで貼り付けた再利用可能なもの。サンドイッチやお菓子などを乾燥したものを包むむことはできても、ご飯を包むことは出来なかった。サランラップ代用品については、値段が高く、手作りラップと同様不便である。

3.生のオレンジを買って絞る。レストランでフレッシュオレンジジュースを飲むと異常な程高いお金を請求されるが、家でオレンジを絞っても同じくらいである。オーガニックのオレンジなんて、もったいなくてジュースにできない。私のパートナーの実家では、毎朝オレンジを絞ってくれる。とっても美味しい。しかし、コップ一杯に10個ぐらいのオレンジが使われている。これは、南の暖かい国じゃないとできないでしょ。

環境にやさしい行動を・・・・なんていっても、やはり自分が一番かわいいのだ。しかし、何事も出来ることを少しづつである。また、試行錯誤することは実験のようで楽しい。これからも、どんどん挑戦していこうと思っている。



2016年4月23日土曜日

掃除のミニマム化

ズボラを自認する私は、面倒なことは全てミニマム化している。今回は家の掃除のミニマム化について。



broom



家の掃除のミニマム化には、いくつかポイントがある。

1.家具を減らす。

家具があると、掃除をする面積が増える。そして、家具を置いた床を掃除する為に家具をどかすという余分な行為が増える。家具を戻すという行為ももれなくついてくる。

2.ラグ、カーテン、テーブルライナー等を最低限にする。

ラグ、カーテン、テーブルライナーは布で出来ていることが多い。布はふき取るという一番簡単な掃除方法がとれず、洗濯をするという余分な行為が必要になる。それに、どれも無くてもあまり困らない。

3.汚さない工夫をする。

日本人であれば、家の中で靴を脱ぐと思う。海外に住んで痛感するが、靴を脱がないと掃除がとても大変になる。汚さなければ、掃除をする必要も無い。

私のパートナーがクッキーを食べると床にクッキーくずが沢山落ちる。クッキーを食べるときは口で息を吸いながら食べるよう指導しているが効果は出ていない。吸いながらクッキーを食べる方法をマスターすると、床にクッキーくずは落ちない。

4.汚れが酷くならないうちに対処する。

これは、ズボラな人にしか分からないかもしれない。「あー、面倒だなあ・・」というまで汚れてしまうと、掃除をする確率は劇的に減る。

5.装飾品は減らす。

装飾品は、家具と同様掃除をする面積が増える。無くても全く毎日の生活に支障が無いし、どうせ私の選んだ装飾品など趣味も悪く、無いほうがいい。

6.出来れば、カーペットや畳ではなく平面な床(木、タイル、)の家に住む。

掃除機を引っ張り出して掃除をするのと、クイックルワイパーみたいなので掃除をするのでは、掃除を始めるのに必要なエネルギーが格段に違う。取り掛かりが面倒だと、やる気も無くなる。その上、カーペットは綺麗になってるのか目に見えないので達成感がないし、掃除機をかけても、ホコリやダニを全て取り除くことは不可能に近い。


ズボラも楽じゃない。




2016年4月19日火曜日

プラスチックゼロ・ゴミゼロの意外な副効果 ー買い物編ー

プラスチックゼロ・ゴミゼロを目指すようになり、買い物の仕方も変わってきた。



Thrift Store Shopping Young Woman




1.買い物に行くことが劇的に減った結果、無駄遣いをしなくなった。

一人暮らしで時間だけはたくさんある。暇だなあ・・・と思う度に買い物に行っていた。買っても買わなくても買い物に行くことが楽しかったのだと思う。しかし、プラスチックゼロ・ゴミゼロを目指し始めてからは、それが楽しいと思えなくなった。なぜなら、どこを見てもプラスチックだらけだから。電化製品、パーソナルケア商品、装飾品、包装も含めてプラスチックの使われていない商品を探すほうが難しい。

2.リサイクルショップを使うようになり、安く必要なものが手に入るようになった。

お店では商品は必ず包装されているが、リサイクルショップでは商品は包装されていない。会計で不必要な袋などを断る必要も無い。あの不親切さが良い。リサイクルショップは、安いだけでなく、面白いものがあるし、懐かしいものもある。見ているだけでも、普通のお店よりずっと楽しい。 

3.リサイクルショップを使うようになり、以前は手の出なかった高級素材を使った衣類を着るようになった。

私のワードローブは以前に比べて贅沢になった。冬のセーター、カーディガンのほとんどはカシミヤだし、シルクのトップスも多い。どれも1000円以下で手に入れたものだ。安く手に入れているので部屋着にしても惜しいと思わないし、部屋着こそ軽くて着心地のよい天然素材が向いている。

4.化繊の衣類を着なくなって、自然素材が気持ちの良いことに気がついた。

化繊は、コンポストに入れることが出来ないので、最終的にはゴミになる。自然と天然素材で作られた衣類を着るようになった。靴下など、化繊が入っていないと傷み方が半端無く困ることもあるが、基本的には天然素材の方が気持ち良く使うことができる。

5.自分で作ってみようとするようになった。

パーソナルケア商品や家庭洗剤と呼ばれるものは、ほとんどプラスチック容器に入っている。以前書いた重曹の利用など、代替品を使う工夫をしたり、自作するようになった。混ぜるだけでできる台所石鹸や洗濯洗剤を作るというのかどうか怪しいが・・・・。それも意外に理科の実験のようで楽しいのだ。


最近ではリサイクルショップに行くこともほとんど無くなった。買い物が苦痛とさえ感じるように。一層ズボラになったということなのかもしれないが、お金の無駄遣いが減ったことは喜ばしいことである。




2016年4月16日土曜日

中と外の境界

私は基本一人暮らしであるが、パートナーも年に数回、来る度に数週間この家に滞在する。そこで気がついたこと。私は家の中の汚れは気になるが、家の外(ガレージ・庭・車)の汚れは気にならない。







私のパートナーは、私の家に滞在する度にガレージと車の掃除をして帰る。汚れが気になるらしい。確かにガレージには砂や葉が入り込んでいるし、車のダッシュボードは埃が・・・。しかし、彼は綺麗好きからは程遠い人種である。脱いだ服は床に脱いだまま、ジャケットは椅子やソファーに置いたまま。物を使えば出したまま。仕舞うという行動が彼には欠けている。その上、屋外や床を裸足でペタペタ歩き、そのままベットへ入ろうとする。おいおい、布団の中に汚い足を入れないで・・・・。


どうしてかと考えてみた。まず、彼の国では家の中で靴を脱がない。家のドアもあるにはあるが、ほとんど開いている。彼のお母さんは、毎日家の中・外共に掃除をする。それは、まるで家の中と外の境がないように感じる。彼は、裸足で家の中・外共に歩くこともある。


その点、私の実家では家の中では靴を脱ぎ、家の中の掃除と外の掃除は全く別物。家の中は裸足でとまでは言わないが、靴なしで暮らせるぐらいにはなっている。家の中と外では明確な境界線があるのだ。


家の中の汚れは気になるが、靴を履いて歩くガレージや車、屋外はどうでもいい感覚が私にはあるようだ。


ということで、この数年ガレージと車の掃除はしたことがない。有難いことである。私がとりわけズボラだという可能性は非常に高いが、国民性の違いということにしておこう。




2016年4月12日火曜日

プラスチックゼロ・ゴミゼロの意外な副効果 ー台所編ー

プラスチックゼロ・ゴミゼロを目指していることは、以前書いたことが何度かある。出来ないことも多いし、面倒だし、地球全体からみたら何の変化も及ぼしてないし、モチベーションを持ち続けることが難しい。





Food




しかし、意外な副効果もあるのだ。

1.健康的な食生活になった。

以前は、昼食が特大ポテトチップ一袋なんてこともよくあった。しかし、ポテトチップスをはじめ、ほとんどのお菓子はプラスチックの袋に入っている。これらのお菓子を減らし、マイお菓子袋・容器持参で、量り売りされているお菓子を買うようになった。量り売りされているお菓子は、プラスチックの袋入りのお菓子に比べると健康的なものが多い。アーモンド、ピーカン、ピーナツ等のナッツ類、ドライフルーツ類、ドライ野菜チップ、チョコレートやヨーグルト味でコーティングされたナッツ・ドライフルーツ等だ。(健康的でないものだと、キャラメルやグミまである。)

お菓子だけでなく、プロセスされた肉・魚を買うことも減った。何の肉だか分からない、化学調味料がいっぱい使われている冷凍フライや、ソーセージ等だ。肉・魚そのものを買う。容器を持っていけば、プラスチックゼロ・ゴミゼロが達成される。

2.ゴミの量が極端に減り煩わしい家事が減った。

ゴミを集めたり、捨てに行ったり、面倒なことが少なくなった。「ゴミなんて捨てるだけじゃん」と思われるかもしれないが、ゴミが多いと結構な時間や場所をとられている。

3.自分で色々作ろうと思うようになった。

パンは袋に入れられていないパン専門店もあるが、そういった店は値段が張るし、わざわざ専門店まで行かなくてはならない。そこで、パンは自分で焼くようになった。ズボラな私のパンは、こねる過程を省略した時間を見方にする簡単なものだが、意外に美味しい。ナッツやチーズ、レーズン等を入れてバリエーションも楽しめる。
 
お菓子も食べたければ作るしかない。ポテトスティック、クッキー、チーズケーキ、マフィン等の簡単に出来るものばかりだが、全く作らなかったズボラさんにとっては、革命的事件である。

次は納豆を自作するか検討中(もう一年以上検討しているけど)。しかし、私にはハードルが高過ぎる。


こうやって副効果をあげてみると、健康的な生活を目指す、ズボラでない人ならば普通にやっている事かもしれないという疑惑がわいてきた。私がズボラじゃなかったら、プラスチックゼロ・ゴミゼロを目指すのもずっと簡単なのかもしれない。



2016年4月9日土曜日

一人暮らしの老後を考える:長寿はリスクだ,

3年前、母方の祖母を亡くした。96歳だったと思う。さすがに最後の数ヶ月は身体が弱っていたようだが、亡くなるまで家で暮らしたし、介助されてだが外出できた。




Old couple




父方の祖母は現在94歳。近くに息子夫婦がいるが、一人暮らしである。私が訪ねていけば、美味しい物を作ってくれる。


曾祖母も長命だった。


どうも、私の家系の女は皆長寿のようだ。長寿は良いことなのだろうが、死ぬ前に老後資金が底をつくリスクが増す。


単純計算で70歳で亡くなる人と90歳で亡くなる人の差は20年。一年200万円で暮らすとして、200万円x20年で4000万円の差だ。90歳まで生きる人は、4000万円余分に老後資金が必要になる。この差は大きい。一年100万円で暮らすと考えても2000万円の差だ。そのうえ、インフレだって20年余分に加味しなくてはならない。


歳をとればとる程、身体の自由は利かなくなるし、頭のほうも怪しくなる。


海外で子供もなく一人暮らし。残念なことだが、お金が一番頼りになるだろう。


お先真っ暗だが、嘆いても仕方ない。健康に気をつけて、出来るだけ老後資金の準備をしておくしかないね。早期退職など、夢のまた夢か・・・・・。最悪、退職しても働き続けなくてはならないのか。


しかし、それで退職したとたんポックリっていう可能性もあるよね。そしたら、悔やんでも悔やみきれないなあ。



2016年4月5日火曜日

日本人は贅沢だ

海外に住むようになって、お風呂に入ることがなくなった。基本、毎日シャワーだけ。先月、帰郷した時、久しぶりにお風呂に入ってびっくりしたことがある。




Polar bear 4




「お風呂は疲れる」のだ。毎日入っていた時は、全くそんなこと感じたことがなかった。歳をとったとは言っても、お婆さんの域にはまだ達していない年齢だ。体力だってある。お風呂は疲れをとるものじゃないのか?


グーグル様に聞いたところ、お湯の温度や、入浴時間にも左右されるようだ。熱いお風呂は自律神経が働き新陳代謝を高め、ぬるいお風呂は副交感神経が働きリラックス効果を高める。どちらにしても、基本的に入浴は疲れるものらしい。そこで、心地よい疲労感を感じながら就寝すれば良い睡眠が得られる。


心地よい疲労感といえば、まるでスパじゃないか。リラックスして疲れを癒す場所だ。


私の同僚は、マッサージ・スパに月一回から週一回ぐらい通う。私はあまり好きではない。値段が安くないということもあるが、リラックスした後、思う存分ゴロゴロ出来ないからである。せっかくリラックスしたのに、また運転して家に帰らなくちゃならない。家に着くころには、リラックス気分はすっかり吹っ飛んでいる。ホテル滞在中にホテルのスパを利用する以外は意味がないと思うのだ。


毎日、習慣としてスパ気分を味わっている日本人って本当に贅沢だと思う。



2016年4月2日土曜日

家計簿はつけ方じゃなくて、つけた後が大事

お金に関するブログを見るのが好きだ。その中でも、家計簿公開していたりすると、なんだか他人の生活の一部を覗き見しているようで興味深い。





Money 4



私も家計簿公開したいぐらいだが、一人暮らしの家計管理などあって無いようなもの。面白味に欠けるので止めておく。


自分では家計簿をつけたことも、つけようと思ったこともないが、最近では無料のアプリが色々あって重宝している。99%の買い物にクレジットカードを使用するので、アカウントの登録さえしておけば勝手に家計簿をつけてくれる。わざわざ、食費・ローン・光熱費・交通費・通信費・レストランと細かく集計までしてくれる。お買い物をした次の日にはアプリに反映されているので、レシートは店で捨てて帰る。鞄の中やポケットにレシートがたまることもなく快適。不自由は全く無い。ズボラな私には有難い世の中だ。


アプリを使い始めて家計管理が上手に出来るようになるかと期待したのだけれど、全くそのようなことはなく以前と同じ。時間をかけてまで集計したりする気には全くならない。どうも、家計簿をつけただけでは駄目らしい。せっかくアプリが家計簿を自動でつけてくれるのだから、正しい家計簿の使い方をマスターしたいものだ。



2016年3月29日火曜日

ミニマムな財布


ダイソーで100円で買ったカードホルダーを10年以上財布として使っている。壊れないので、まだ一代目だ。出かける時は、この財布と携帯電話さえ持てばOK。大体、ポケットに押し込んで出かける。



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本当は名刺入れみたいなんだけれど、小さくて、シンプルで、皮や布と違って汚れないし、壊れないし、とても便利。紙幣・コインを使わない人にお勧め。99%クレジットカードで支払いを済ます私は、これ手放せません。


数枚のクレジットカードと運転免許証、その他のカードを入れているだけ。あと、何かあったときの為に20ドル札を三つ折にして入れている。


厚型と薄型があるけれど、ジーンズのお尻のポケットにも楽々入る薄型がお勧めだ。


長財布の方がお金が貯まると世間では言われているようだが、いかにも財布・お金持ってますって周りにアピールしているようで、使ったことがない。それに、とても邪魔になると思う。最近では携帯電話にクレジットカード機能が付いており、財布を持たないで出かけるようになる日も近いんじゃないかな。



2016年3月26日土曜日

好奇心はあるのに。

日本へ帰郷した際、色々なホテル、コンドミニアム、旅館に泊まった。私の普段の旅行スタイルは一箇所、長期滞在であるが、今回3週間弱という短期間にもかかわらず、お墓参り、親戚への挨拶、小旅行と忙しかった。







その中で、一つ楽しみにしていた事があった。人生初のカプセルホテル滞在だ。乗換えの為、成田空港で一泊することになり、成田空港内に新しく出来た9H(NINE HOURS)を利用しようと思ったのだ。サイトでみると、清潔感もあり、おしゃれだ。


子供の頃、押入れで寝ようと試みたことがあるが、頭を強打し諦めた。一人用テントで寝たことはある。寝台車も経験済みだ。しかし、カプセルホテルは一度も利用する機会がなかった。頭を打たないだろうか?おならをしたら、臭いがカプセルの中に充満するのではないか?密閉されているのか?空気穴はあるのか?鍵はかけて寝るのか?防音はされているのか?荷物はどうするのか?寒くないのか?暑くないのか?未知の世界にわくわくした。


しかし、結局空港近くのホテルに泊まることになった。理由は、ゆっくり疲れを癒したい。湯船に浸かって疲れをとり、ベットでぐっすり眠りたい。数年前までは、こんな軟弱な人間じゃなかったのにと自分でも驚いた。


確かに体力の減少を日々感じている。これからは、体力が無いために出来なくなる事・しない事が多くなるのだろう。好奇心はあっても、それを満たす体力が無いなんて。


カプセルホテルごときで、人生の下り坂を感じてしまった出来事だった。



2016年3月22日火曜日

プラスチックゴミのミニマム化

実家に帰って、ゴミの多さに驚いた。リサイクル出来るゴミも含め、プラスチックのゴミが一番多い。ヨーグルトの容器、乾物の袋、お菓子の袋、野菜が包まれていたラップ、ミカンのネットとかだ。




Garbage




プラスチックゼロ・ゴミゼロを目指すには、色々と工夫をしなければならない。とても面倒である。私のようなズボラ人間が続けるには非常に難しい。


ファーマーズ・マーケットでは比較的簡単である。ほとんどの野菜、果物、肉、魚、チーズは包装されていないので、あらかじめ容器・袋を用意していけば全く問題なく買い物が出来る。


問題はスーパーマーケットだ。野菜もばら売りされているものしか買えない。肉や魚の選択肢も少なくなる。その上残念なことに、私の好きなお買い得品などはプラスチックでしっかり包装されてしまっている。


固形の物はまだ良い。牛乳やオレンジジュースなどの液体や、ヨーグルト、サワークリーム、アイスクリームなどの半液体は、例外なくプラスチックに入っている。


ここまでプラスチックが使われるには理由がある。軽いし、水が漏れないし、形も色々作ることが出来る。その上、安価である。とても便利だ。便利だが、生態系を脅かす恐ろしいものである。


この便利さに100%対抗する強い意志は私は持ち合わせていない。それでも、出来ることから少しづつだ。 




2016年3月19日土曜日

書類のミニマム化

シンプルライフにおいて大切なのはあまりモノを持たないことだ。モノが少ないと、管理する手間が省け、生活が楽になる。家の中に必要ないものは持ち込みたくない。


私の生活の中で、一番小さな努力で大きな成果があったのは、書類のミニマム化だ。




damned administration




以前は、給料明細、銀行口座、証券口座、医療費、クレジットカード、電気・ガス、水道、インターネット、その他のお知らせ・請求書を郵便受け一杯受け取っていた。友人・家族からの手紙などちっともこないのに、どうでもよい書類だけが山積みになって残念な気分が一層増す。すぐ処理しなくてはならないもの、ファイルするだけのもの、その他のゴミと分けるのも面倒だし、様々な書類のファイルはどんどん増えていった。


ある日、山積みになった書類を嫌々ファイルしていて、そのファイルした書類が必要になったことなど無いことに気が付いた。全ての書類は、ウェッブサイト上でログインして見ることができる。過去数年はさかのぼって見ることだって出来る。


その日私は、医療費を除く、給料明細、銀行口座、証券口座、クレジットカード、電気・ガス、水道、インターネット全ての書類の郵送を断る手続きを個々のウェッブサイトでした。


現在は、主治医からの医療費の請求書ですら郵送を断っている。メールでお知らせがくるし、ウェッブサイトでいつでも確認できる。ウェッブサイトで検査結果を見て、主治医に質問だってできる時代だ。主治医からその日のうちに返答がメールで送られてきた時は驚いた。もちろん、支払いはウェッブサイトで済ませる。


その他の支払いも同様にウェッブサイトを利用。それぞれの口座のログインページをお気に入りに入れておいて、月に一回ログインして支払いのあるものは済ませる。10分もかからない。書類を紛失して支払いが遅れることもない。


私はこのシステムがとても気に入っている。シュレッダーにかける時間も省けるし、環境にもやさしい。その上、書類が山積みになっているのを見てため息をつくこともなくなったし、数々のファイルが無くなり書斎がすっきりした。


特にズボラさんにはお勧めだ。

2016年3月15日火曜日

心の平穏

一人暮らしも長くなった。一人でいると退屈で刺激がないと感じることも多い。しかし、誰に振り回されることも無く穏やかな生活である。




Movie Theatre




あまりにも平穏な毎日に慣れてしまったのか、歳のせいなのか、知らず知らず心を病んでいるのか、心が乱されることを非常に嫌うようになった。実生活に影響を及ぼすことだけでなく、テレビの映像や映画・ドラマのシーンであってもだ。


心が乱されるというのは、ホラーを見て「きゃー」と叫ぶ怖いという単純な感情とは違う。


暴力、戦争、天災、事故、病気。ニュースで耳から入ってくる情報はあまり感じないが、ありありとした映像は、見ていられない。たとえそれがフィクションであっても、心がズーンと重く、嫌な気分になり、気持ちが落ち着かなくなる。


以前は、結構平気で悲惨なシーンのある映画など見ていたのに、どうしたのだろう。スターウォーズでさえ、戦闘シーンがなかったらいいのに・・・などと、アホなことを思ってしまうのだ。


とにかく、最近見たいと思うテレビ、映画の選択肢が少なくて困っている。心を乱される映像のない見たいと思うテレビや映画は驚くほど少ない。



2016年3月12日土曜日

秘密兵器

 野菜を作り始めて数年間、パラパラっと種をまいておけば幾つかは発芽し、水さえやっていれば育っていた。一昨年までは。



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去年はどうしたことか、発芽してわーいと喜んでいると数日後魔法のように消えてしまうのだった。何度も、何度も、何度も。何故??虫に食われてしまうのか、枯れてしまうのか、蒸発してしまうのか。ほったらかし菜園なので、生き残れない野菜に愛の手は差し伸べられず、野菜がほとんど育たないという事態に。キュウリ、ズッキーニ、かぼちゃ、なす、全滅。トマト、オクラは育ったのだけれど、遅すぎで実がほとんど熟れず。バジル、エンドウ、人参は最低限。何をしても育つラディッシュまで不作。無念・・・・・・。


今年はちょっと大きくなるまで見守って育て、それからほったらかし菜園へ移植しようかと思っている。三つ子の魂百までというではないか。ん?ちょっと違う?


問題はどうやって育てるかなのよね。私の住む地域は北半球の北の方に位置していて、春が遅い上に、年間を通して日光照射が絶対的に少ない。家の中では、窓際でもヒョロヒョロな苗しか育たない。そこで、今年は秘密兵器を投入しようかと考えている。その名も、食物育成ライト Plant Grow Light。(ドラえもん風に読んでもらえるとうれしい)去年の不作を繰り返したくはない。


ま、これも計画してるだけなんだけどね。



2016年3月8日火曜日

シミ治療を通して学んだこと

私ほど女子力の低い人には、あまりお会いすることがない。



Five year old girl applying sunscreen to face



なにせ、顔に何かを塗る行為があまり好きではない。日焼け止めを塗ることすら好きではない。小さい頃から炎天下真っ黒になって遊んでいたし、三十路をすぎても周りがシミや皺を気にしている様子を横目にガンガン山登りやらをしていた。幸か不幸か、肌のトラブルもそれほど無かったので、日焼け止めもあまり塗らなかった。


今までのツケが回ってきたのだろう。兆候は随分前からあったように思うが、数年前にシミ・皺共に一気に吹き出てきた。それはそれは恐ろしい光景である。かなり大きく、黒々としたシミがほっぺにいくつもあるのだ。そう、お婆ちゃんの顔にあったのと同じものだ。


さすがの私も焦った。


困ったときのグーグル様頼みである。グーグル様のお力を借り、対策を練り、色々と試してみた。以下はその変遷である。

1.ぬるま湯洗顔。面倒くさがりな私にはぴったりだと思った。簡単なものが一番。しかし、汚れがしっかり落とせなかった結果、一層酷くなる。

2.美白クリーム。顔に何かを塗る行為が嫌いなのに、夜寝る前にクリームを毎日塗らないといけないなんて、拷問に近い。すぐに挫折。

3.美白化粧水。効果があるのかよくわからなかった。

4.美白石鹸。現在、ここである。洗顔石鹸を美白石鹸に変えただけ。一年以上続いている。シミはかなり薄くなった。近くで見ないと分からないぐらいにはなっている。


学んだこと:

1.自分の肌の特徴と自分の出来ることを知ることが重要。グーグル様のおっしゃる事がいつも自分に当てはまるわけではない。

2.人は他人の顔など見ていない。友人に BEFORE/AFTER を写真でみせると驚かれる。その BEFORE/AFTER の違いにも驚いているが、ほとんどの友人はシミがあったことに驚いている。そんなもんだ。

3.女って大変だ。



2016年3月5日土曜日

旅行中に犯しやすい過ち


この文章が公開される頃、私は日本にいる。





The plane




私の家族はとってもサバサバしているので、「帰ってくるの?あっそう。」てなものだ。ちょっとぐらい、嘘でも「楽しみにしている」とか言ってくれてもいいんじゃないかと思う。


そんなことはどうでもよいが、帰郷するにあたり、どうしても日本で手に入れたいものがいつくかある。帰る前から、絶対滞在中に手に入るよう家族を巻き込んで注文した物もある。買い忘れのないようリストまで作ってしまった。


ミニマリストを目指し精進する日々を送っているのに、なぜか日本に帰ると「日本でしか手に入らない」という大義名分を振りかざして色々買ってしまう。実際は日本でしか手に入らないものなど、それほどないのに。


旅行中のお土産も同様だ。旅行先で興味のある物・変わった物を見つけると、「このチャンスを逃したら、二度と見つけることが出来ないかもしれない」と必要かどうかの見極めセンサーが鈍くなる。その上、旅行中はなんとなく気持ちが高揚しているので分別が付かなくなっていることが多い。そして、お土産として持ち帰った物は、必要が無くても「思い出だから・・・」と長い間家の中に鎮座することになるのだ。


この帰郷・旅行中、大きな過ちを犯しませんように。



2016年3月1日火曜日

シンプルなお金の管理

以前クーポンを使って買い物をしていたことがあった。ゲームのようで楽しかったんだよね。しかし、必要なクーポンを確認し、切り取り、複数のお店に買い物に行く手間・時間を考えると割に合わなかった。その上、クーポンを使うためだけに買い物をしているような気になってスッパリやめた。今ではチラシを見ることもないし、レストランのクーポンすらも使うことがない。



Balancing the Accounts




クーポンを使わなくなって、クーポンが節約につながっていなかった事を痛感した。クーポンで買い物をしても、しなくても、支出は全く変わらなかったからだ。


現在、お買い物は基本的に週一回・一つのお店。必要な物だけを購入する。お買い得品を見ると買わなくっちゃって気分になるけれど、一週間後、一ヵ月後に使う予定が無ければ手を出さないようにしている。


食費に関して言えば、美食家でもない私の食費が大きく跳ね上がることはないし、お酒を飲んでもたかが知れている。結局、毎日の食事に必要なものは買うし必要でないものは買わない。


シンプルな家計管理。それは「必要なものを買い、必要でないものを買わない」それだけだと思う。


私の場合、問題は食費以外の支出だ。困ったことに、「欲しいもの」と「必要なもの」の区別が出来ないことが多いんだよね。


2016年2月27日土曜日

プラスチックゼロ・ゴミゼロ ー買い物の作法ー

プラスチックゼロ・ゴミゼロを目指す私の買い物の様子。









洗濯ネットをプラスチック袋の代わりに使っている。使った後は、洗濯物を入れて洗濯ネットとして使用。毎回洗濯もされて清潔。


日本では、随分前から買い物のプラスチックバックが有料になり、エコバックを持って買い物に行くのが当たり前になっていた。私の住む国では、いくつかの市がプラスチックバックを禁止し、紙の袋を有料で売るようになった。私の住む市でも、去年それが導入されたばかり。


プラスチックの買い物袋が禁止されたことは大きな一歩なのだけれど、店で売られている物のほとんどがプラスチックで包まれている。それは、日本のスーパーマーケットでも同じ。そのプラスチック必要ないでしょ?っていう物、いっぱいある。


歳がバレるけれど、小さい頃、お豆腐屋さんの軽トラが「トーフー、トーフー」って近所に回って来ていたのを覚えている。おばあちゃんがボウルとお財布を持ってお豆腐を買いに行っていた。すると、お豆腐屋さんはそのボウルにお豆腐を上手に手ですくって入れてくれた。朝市では、野菜を新聞紙にくるんでくれた。プラスチックゼロ、ゴミゼロ。昔は当たり前のことだったのに、今じゃとっても難しい。


出来るだけ自然環境に負荷をかけずに生活したい。小さなプラスチック袋による自然破壊なんて、私が日本に一回飛行機で帰ることによる自然破壊よりずっと小さい。それでも、必要ない自然破壊は避けたいよね。自己満足のためでもいいと思って続けている。


英語だけれど、興味のある方は以下のサイト覗いてみて。私が影響を受けた人たちです。残念ながら日本語訳は出ていないのですが、本も出ています。

Zero Waste Home: Bea Johnson
書籍はこちら 

Zero Waste Home: The Ultimate Guide to Simplifying Your Life by Reducing Your Waste


My Plastic Free Life:Beth Terry
書籍はこちら Plastic-Free: How I Kicked the Plastic Habit and How You Can Too



2016年2月23日火曜日

時間が無いと家事がはかどる

私の友人・家族にいつ会っても「忙しい、忙しい」と言っている人たちがいる。一方、私はいつも暇。もちろん休日に外出する日もあるが、物事に追われる程予定を立てなければ良いだけ。どうして、そんなに忙しいのかわからない。その上、その人たちの共通点はいわゆる主婦で子供もいない。







私が暇なのは一人暮らしでそれほど家事をする必要がないからかもしれない。ズボラな私の家事が最低限なのは自認している。しかし、家事って時間が無い程はかどる気がする。


私の生活の中で、一番家事がはかどるのは出勤前だ。休日に朝の洗い物が夜まで残っていることはよくある。いつでも出来るもんね・・・・と手をつけずに時間がたってしまう。しかし、出勤前15分は非常に家事がはかどる。何の競争なんだか自分でも分からないが「15分で洗い物、整理・整頓を全部済ませよう」と頑張ってしまう。出勤前の15分を私は「家事のマジック・タイム」と呼んでいる。


時間を計って掃除をする方法があるが、あれは理に適っていると思う。ただ、休日は頭の隅で「時間はたっぷりある」と悪魔がささやくので、やはり家事がはかどらない。自分をどう騙すかが鍵だろう。


私の忙しい友人・家族は一生懸命自分自身を騙して家事をしようとしているのかもしれない。



2016年2月20日土曜日

魔法の粉

怪しいタイトルだが、魔法の粉とは重曹のことだ。変な期待をした人、ごめん。








重曹はすばらしい。私の生活のなかで、掃除に、臭い消しに、大活躍している。その上、安くて、食べられる程安全。私が一番重宝している使い方は、パーソナルケアにて消臭効果を期待した使い方だ。


デオドラントを使うことは、もはや社会人のエチケットといえるだろう。しかし、スプレーやら、スティックやら市販されているものは数多くあるけれど、身体に悪そうな物で作られている。その上、使い終わった後はゴミになる。プラスチックゼロ・ゴミゼロ生活を目指す私としては、出来れば避けたい。重曹は、とっても良いデオドラントの代替品なのだ。


体臭の程度は人それぞれだが、私の体臭は「普通からやや強い」に属すると思っている。私の職業は軽度肉体労働を含むので、一日働いた後はシャワーが浴びたくて仕方がない。それでも、勤務前、シャワーの後に重曹をはたくだけで、かなり消臭効果があると感じている。腋の下はもちろん、私は上半身胸や背中の手の届くところもはたいている。携帯重曹はしたことがないが、気になったらもう一度重曹をはたいてもいい。


靴の消臭にも大活躍だ。重曹とエッセンシャルオイルを混ぜたものでサシュを作り、靴の中に入れるなど色々方法はある。しかし、そんな面倒なことが私に出来るはずもなく、私は毎日靴を履く時に靴の中に重曹を振るという大雑把な使用方法だ。靴下の中に重曹を入れて履くと言う手もあるが、ちょっと足が荒れそうでやっていない。脱臭効果の上、脱湿効果も少しは期待できる。靴を洗うのも楽になってよい。


<注意点>:私の住む国では靴を人前で脱ぐことはないので問題はないけれど、靴を脱ぐシーンでは粉が気になるかもしれない。あと、おしゃれなヒールや上質な革靴ではやめた方がいいかも。


重曹を使った消臭は、安い・簡単・エコ。ケチ・面倒くさがりでプラスチックゼロを目指す私には、まさに魔法の粉なのである。



2016年2月16日火曜日

小さな積み重ね

継続・持続すること。それは、日々の生活の中でとても大きな力になる。小さな積み重ねが大切なのだ。



yoga




私が小学2-3年生の頃だったと思う。母に「一日1ページ問題を解きなさい」と計算ドリルを渡された。「ふふーん、カンターン」と一日目に3ページ終わらせた。2日目、言われた通り1ページやった。そして3日以降、ドリルが開かれることなく一年が過ぎ、二年が過ぎ、そのドリルがどうなったか覚えていない。


小学生で既に私は自分に継続・持続する能力がないことに気がついていた。しかし、色々な意味で勘がよかった。それで、学生時代をしのいだ。


大人になりドリルをする必要は無くなったが、継続・持続しないとヤバイことが色々ある。


今困っているのは運動である。


若い頃から豊満な肉体ではなかったのに、最近変な所が豊満になってきた。そこじゃないんだけどなあ・・・。運動をして引き締め作戦にでることにした。一日30分運動をする計画だ。


お察しの通り、計算ドリルと同じ結果に終わった。運動は大変だし、30分は長すぎた。


そこで、一日5分のヨガをする計画を立てた。朝起きてヨガをする。すばらしい無料アプリを見つけたのだ。やる気のある人にはお勧めだ。DAILY YOGA.


しばらく続いた。しかし、旅行に出たのを機にしなくなった。


現在、半分あきらめモードである。たったの一日5分ができないのだから・・・と頭を悩ませ、現在頑張っているのは「一回トイレに行ったら、10回スクワットをする」というものだ。一回トイレに行くと20秒ほど運動することになる。忘れることや、寝ぼけていること、急いでいることもあるので、100%ではないが、今のところ続いている。


スクワットはトイレを済ませてからするのをお勧めする。



2016年2月13日土曜日

エアプランツの不満

去年のクリスマスプレゼントとして、エアプランツを友人から頂いた。



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我が家は屋外には植物大歓迎なのだが、屋内にはお断りだ。そりゃ緑があった方がいい。でも、虫やら、掃除やら、水遣りやらを考えると、私には無理という結論に至る。GREEN THUMB ならぬ BROWN THUMB を持つ女。すぐに枯らしてしまう。エアプランツならズボラな私でも・・・・・という配慮を感じるありがたいプレゼントである。


一人暮らしで犬も猫もいない。去年のクリスマス以来、名前までつけて異常なかわいがりぶりである。傍から見ると、植物におしゃべりする変な人だと思われるに違いない。


週1回、霧吹きで水を遣る。回数は分かりやすいが、どのくらい霧吹きで水をやったらよいのかわからない。先月などは、薪ストーブを使っていたので部屋の乾燥が酷かった。週一回で本当に大丈夫なのか?なんだか、葉が茶色になってきている気がしないこともない・・・。


その友人に「エアプランツを愛で慈しんでいるよ」アピールを早めにしておいたほうがいい。来週にでも食事に招待しようか。枯れたエアプランツを見せなくても良いよう、頑張っておくれ。


それにしても、こんなに可愛がっているのに何が不満だというのか。

2016年2月9日火曜日

モノとスペースとミニマリスト



150平方メートル。我が家の広さです。




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一人で住んでるのだから、日本人的にはどう考えても大きすぎる。一人暮らしなのにどうしてこの家なのか。うーん、気に入ったからかな。

引っ越して思った。私、ミニマリストみたい。キッチン、ダイニング、リビング、ベッドルーム、トイレに至るまでガラーンとしている。何年たっても。整理・整頓も楽になった。だって、モノをしまうスペースがいっぱいあるのだから。結局、モノとスペースの比率が適正であれば、整理・整頓は難しくない。

一方、ミニマリストは大きな家になんて住まない。でも私が小さな家に住んだら、モノとスペースの比率がくずれ整理・整頓できなくなることは必至。

ミニマリスト:   モノを減らすことにより、小さなスペースで快適な生活をする。
エセミニマリスト :   スペースを増やすことにより、モノを減らすことなく快適な生活をする。

エセミニマリストだろうが、快適な生活を送る目的が達成されていれば、それはそれで良いことにしよう。

2016年2月6日土曜日

近藤麻理恵さん

この人、すごい。私の住む国でも大人気です。



人生がときめく片づけの魔法




何がすごいって、小学校にあがる前から整理・整頓に興味があるって、ありえない。私が鼻水たらして駆け回り、静かになったと思えばオネショをしていた頃ですよ。(そういえば、最近鼻水たらした子がいないのは、何故??最近の子は、オネショもしないのか??)

私、この本最近読んだのです。日本語ではなく、こちらの図書館で借りて英語で読みました。日本語と英語では感じが違うかもしれないのですが、読みやすく、楽しんで読みました。こんなに楽しく整理・整頓について語れるって、この人ほんと整理・整頓が好きなんですねえ。

こんまりメソッドを実践したかと問われれば、「NO 」です。一度やれば二度と散らからない。そうかもしれませんが、その一回が大変すぎる。ムキーってならないと出来ないことは苦手なのです。誰か、ノホーンと出来るメソッド生み出してください。

それでも「衣類を立てて収納する方法」と「靴箱の再利用」をクローゼットに取り入れてみました。これは、素晴らしい!!!写真の上段が今までの収納。下にある衣類を出し入れする度にぐしゃぐしゃになっていました。下段は靴箱の中に衣類を立てて収納する新しい試み。衣類を立てることにより、1枚衣類を取り出しても他の衣類への影響が減り、ぐしゃぐしゃ加減が大幅減。どうして、今まで誰も教えてくれなかったの??近藤麻理恵さん、あなた天才です!!!






残念ながら私の「衣類を立てて収納する方法」は、ただ立てるだけ。近藤麻理恵さんの 丁寧に大きさを揃えるとか、色をグラデーションに収納するとか、皺をのばすとか、三角に立てるとか省略です。箱もおしゃれな箱が無く、パートナーがためこんでいたスニーカーの入っていたダンボール紙の箱。でも、統一するだけで、なんとなく整理・整頓されているように見えるの。これも、こんまりマジックなのか?

KONMARI  LOVE!



2016年2月2日火曜日

FOOD FOREST GARDEN

家の庭をFOOD FOREST GARDEN にしたい。イメージこんな感じ。(画像お借りしています)



 Lessons from an Urban Back Yard <b>Food Forest</b> Experiment Permaculture ...



花より団子。花より実です。トマト、キュウリ、かぼちゃ、ナス、チェリー、ベリー、実のなる植物は、どんな綺麗な蘭、バラより好き。

家には芝生の庭があるのだけれど、雑草は生えるし、芝刈りも大変。夏には水をやらないので枯れてしまうし。家には犬も子供もいないので特に良いことはないの。そこで、芝刈りの面積を減らそうと過去数年かけてRAISED GARDEN BED を幾つか設置。一人暮らしだから、野菜もそんなに作らないし、上手く育たないし、RAISED GARDEN BED を増やすのも限界。

次は実の生る木と低木に狙いを定め、今年は果物の木を植えたい。5年後、10年後は、FOOD FOREST 完成しているはず。庭で採った新鮮な果物をその場でムシャムシャ食べる。良いなあ、憧れるなあ・・・。木を植えなきゃ、実も生らないって事はわかってるんだけどさ。夢見るのは自由よね。

2016年1月30日土曜日

ビンの蓋

先日、食べ物のビンの蓋が開けられなくて困った。5分ぐらいビンの蓋と格闘して、泣きそうになった。







誰がこんなにキツク閉めたのかって腹もたって、どうしようかと困憊もした。家族がいれば「これ空けて」って頼めるのに。今思えば、滑稽。何故ビンの蓋一つでそんなに悲壮感漂わせていたのか全く分からないけれど、その時は一大事だったのだ。

私は現在海外で暮らしている。海外で一人暮らし。煩わしいことも一人分だけれど、喜びも一人分。今日は疲れたー、お腹すいたーと思っても、誰もご飯を作ってくれない。それから、女の一人暮らしで困るのは、力仕事よね。ビンの蓋を開けるのは力仕事の一つだと思うわ。笑。

ブログを始めた理由の一つは、一人暮らしで会話が少ないことが関係しているかもしれない。一言で言えば、「孤独」。嫌な言葉。でも、良いこともある。仕事のない日は、好きな時間に起きて、好きな時間に寝る。好きなことをして、嫌なことはしなくてもいい。「自由」。自由のある生活。

好き好んで一人暮らしをしているわけではない。それでも、一人暮らしを続けているのはどういうことなのか・・・・。

2016年1月26日火曜日

小腹のすいたときは

このナンチャッテピザ、面倒くさがりな私の定番。写真で見ると不味そうなんだけど、意外と美味しいの。お酒のおつまみにもなるし。生のモッツァレラと新鮮なバジルがあれば、最高。(写真は、適当な冷凍してあったチーズとバジル)




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材料:トルティーヤ、トマトソース、チーズ、バジルの葉

トルティーヤに、トマトソースを塗って、チーズとバジルの葉を散らして、トースターで焼くだけ。簡単、美味しい。2分で出来ちゃう。


料理、掃除、洗濯、家事全般に「面倒だなあ」という感情を持っている私。その中でも、創造力と正確さを必要とする料理は苦手中の苦手。かといって、食べずには生きていけないので困るのよね。一人暮らしの料理、皆さんどうしてらっしゃるの?