2016年3月29日火曜日

ミニマムな財布


ダイソーで100円で買ったカードホルダーを10年以上財布として使っている。壊れないので、まだ一代目だ。出かける時は、この財布と携帯電話さえ持てばOK。大体、ポケットに押し込んで出かける。



Image result for ダイソー ステンレス 名刺入れ




本当は名刺入れみたいなんだけれど、小さくて、シンプルで、皮や布と違って汚れないし、壊れないし、とても便利。紙幣・コインを使わない人にお勧め。99%クレジットカードで支払いを済ます私は、これ手放せません。


数枚のクレジットカードと運転免許証、その他のカードを入れているだけ。あと、何かあったときの為に20ドル札を三つ折にして入れている。


厚型と薄型があるけれど、ジーンズのお尻のポケットにも楽々入る薄型がお勧めだ。


長財布の方がお金が貯まると世間では言われているようだが、いかにも財布・お金持ってますって周りにアピールしているようで、使ったことがない。それに、とても邪魔になると思う。最近では携帯電話にクレジットカード機能が付いており、財布を持たないで出かけるようになる日も近いんじゃないかな。



2016年3月26日土曜日

好奇心はあるのに。

日本へ帰郷した際、色々なホテル、コンドミニアム、旅館に泊まった。私の普段の旅行スタイルは一箇所、長期滞在であるが、今回3週間弱という短期間にもかかわらず、お墓参り、親戚への挨拶、小旅行と忙しかった。







その中で、一つ楽しみにしていた事があった。人生初のカプセルホテル滞在だ。乗換えの為、成田空港で一泊することになり、成田空港内に新しく出来た9H(NINE HOURS)を利用しようと思ったのだ。サイトでみると、清潔感もあり、おしゃれだ。


子供の頃、押入れで寝ようと試みたことがあるが、頭を強打し諦めた。一人用テントで寝たことはある。寝台車も経験済みだ。しかし、カプセルホテルは一度も利用する機会がなかった。頭を打たないだろうか?おならをしたら、臭いがカプセルの中に充満するのではないか?密閉されているのか?空気穴はあるのか?鍵はかけて寝るのか?防音はされているのか?荷物はどうするのか?寒くないのか?暑くないのか?未知の世界にわくわくした。


しかし、結局空港近くのホテルに泊まることになった。理由は、ゆっくり疲れを癒したい。湯船に浸かって疲れをとり、ベットでぐっすり眠りたい。数年前までは、こんな軟弱な人間じゃなかったのにと自分でも驚いた。


確かに体力の減少を日々感じている。これからは、体力が無いために出来なくなる事・しない事が多くなるのだろう。好奇心はあっても、それを満たす体力が無いなんて。


カプセルホテルごときで、人生の下り坂を感じてしまった出来事だった。



2016年3月22日火曜日

プラスチックゴミのミニマム化

実家に帰って、ゴミの多さに驚いた。リサイクル出来るゴミも含め、プラスチックのゴミが一番多い。ヨーグルトの容器、乾物の袋、お菓子の袋、野菜が包まれていたラップ、ミカンのネットとかだ。




Garbage




プラスチックゼロ・ゴミゼロを目指すには、色々と工夫をしなければならない。とても面倒である。私のようなズボラ人間が続けるには非常に難しい。


ファーマーズ・マーケットでは比較的簡単である。ほとんどの野菜、果物、肉、魚、チーズは包装されていないので、あらかじめ容器・袋を用意していけば全く問題なく買い物が出来る。


問題はスーパーマーケットだ。野菜もばら売りされているものしか買えない。肉や魚の選択肢も少なくなる。その上残念なことに、私の好きなお買い得品などはプラスチックでしっかり包装されてしまっている。


固形の物はまだ良い。牛乳やオレンジジュースなどの液体や、ヨーグルト、サワークリーム、アイスクリームなどの半液体は、例外なくプラスチックに入っている。


ここまでプラスチックが使われるには理由がある。軽いし、水が漏れないし、形も色々作ることが出来る。その上、安価である。とても便利だ。便利だが、生態系を脅かす恐ろしいものである。


この便利さに100%対抗する強い意志は私は持ち合わせていない。それでも、出来ることから少しづつだ。 




2016年3月19日土曜日

書類のミニマム化

シンプルライフにおいて大切なのはあまりモノを持たないことだ。モノが少ないと、管理する手間が省け、生活が楽になる。家の中に必要ないものは持ち込みたくない。


私の生活の中で、一番小さな努力で大きな成果があったのは、書類のミニマム化だ。




damned administration




以前は、給料明細、銀行口座、証券口座、医療費、クレジットカード、電気・ガス、水道、インターネット、その他のお知らせ・請求書を郵便受け一杯受け取っていた。友人・家族からの手紙などちっともこないのに、どうでもよい書類だけが山積みになって残念な気分が一層増す。すぐ処理しなくてはならないもの、ファイルするだけのもの、その他のゴミと分けるのも面倒だし、様々な書類のファイルはどんどん増えていった。


ある日、山積みになった書類を嫌々ファイルしていて、そのファイルした書類が必要になったことなど無いことに気が付いた。全ての書類は、ウェッブサイト上でログインして見ることができる。過去数年はさかのぼって見ることだって出来る。


その日私は、医療費を除く、給料明細、銀行口座、証券口座、クレジットカード、電気・ガス、水道、インターネット全ての書類の郵送を断る手続きを個々のウェッブサイトでした。


現在は、主治医からの医療費の請求書ですら郵送を断っている。メールでお知らせがくるし、ウェッブサイトでいつでも確認できる。ウェッブサイトで検査結果を見て、主治医に質問だってできる時代だ。主治医からその日のうちに返答がメールで送られてきた時は驚いた。もちろん、支払いはウェッブサイトで済ませる。


その他の支払いも同様にウェッブサイトを利用。それぞれの口座のログインページをお気に入りに入れておいて、月に一回ログインして支払いのあるものは済ませる。10分もかからない。書類を紛失して支払いが遅れることもない。


私はこのシステムがとても気に入っている。シュレッダーにかける時間も省けるし、環境にもやさしい。その上、書類が山積みになっているのを見てため息をつくこともなくなったし、数々のファイルが無くなり書斎がすっきりした。


特にズボラさんにはお勧めだ。

2016年3月15日火曜日

心の平穏

一人暮らしも長くなった。一人でいると退屈で刺激がないと感じることも多い。しかし、誰に振り回されることも無く穏やかな生活である。




Movie Theatre




あまりにも平穏な毎日に慣れてしまったのか、歳のせいなのか、知らず知らず心を病んでいるのか、心が乱されることを非常に嫌うようになった。実生活に影響を及ぼすことだけでなく、テレビの映像や映画・ドラマのシーンであってもだ。


心が乱されるというのは、ホラーを見て「きゃー」と叫ぶ怖いという単純な感情とは違う。


暴力、戦争、天災、事故、病気。ニュースで耳から入ってくる情報はあまり感じないが、ありありとした映像は、見ていられない。たとえそれがフィクションであっても、心がズーンと重く、嫌な気分になり、気持ちが落ち着かなくなる。


以前は、結構平気で悲惨なシーンのある映画など見ていたのに、どうしたのだろう。スターウォーズでさえ、戦闘シーンがなかったらいいのに・・・などと、アホなことを思ってしまうのだ。


とにかく、最近見たいと思うテレビ、映画の選択肢が少なくて困っている。心を乱される映像のない見たいと思うテレビや映画は驚くほど少ない。



2016年3月12日土曜日

秘密兵器

 野菜を作り始めて数年間、パラパラっと種をまいておけば幾つかは発芽し、水さえやっていれば育っていた。一昨年までは。



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去年はどうしたことか、発芽してわーいと喜んでいると数日後魔法のように消えてしまうのだった。何度も、何度も、何度も。何故??虫に食われてしまうのか、枯れてしまうのか、蒸発してしまうのか。ほったらかし菜園なので、生き残れない野菜に愛の手は差し伸べられず、野菜がほとんど育たないという事態に。キュウリ、ズッキーニ、かぼちゃ、なす、全滅。トマト、オクラは育ったのだけれど、遅すぎで実がほとんど熟れず。バジル、エンドウ、人参は最低限。何をしても育つラディッシュまで不作。無念・・・・・・。


今年はちょっと大きくなるまで見守って育て、それからほったらかし菜園へ移植しようかと思っている。三つ子の魂百までというではないか。ん?ちょっと違う?


問題はどうやって育てるかなのよね。私の住む地域は北半球の北の方に位置していて、春が遅い上に、年間を通して日光照射が絶対的に少ない。家の中では、窓際でもヒョロヒョロな苗しか育たない。そこで、今年は秘密兵器を投入しようかと考えている。その名も、食物育成ライト Plant Grow Light。(ドラえもん風に読んでもらえるとうれしい)去年の不作を繰り返したくはない。


ま、これも計画してるだけなんだけどね。



2016年3月8日火曜日

シミ治療を通して学んだこと

私ほど女子力の低い人には、あまりお会いすることがない。



Five year old girl applying sunscreen to face



なにせ、顔に何かを塗る行為があまり好きではない。日焼け止めを塗ることすら好きではない。小さい頃から炎天下真っ黒になって遊んでいたし、三十路をすぎても周りがシミや皺を気にしている様子を横目にガンガン山登りやらをしていた。幸か不幸か、肌のトラブルもそれほど無かったので、日焼け止めもあまり塗らなかった。


今までのツケが回ってきたのだろう。兆候は随分前からあったように思うが、数年前にシミ・皺共に一気に吹き出てきた。それはそれは恐ろしい光景である。かなり大きく、黒々としたシミがほっぺにいくつもあるのだ。そう、お婆ちゃんの顔にあったのと同じものだ。


さすがの私も焦った。


困ったときのグーグル様頼みである。グーグル様のお力を借り、対策を練り、色々と試してみた。以下はその変遷である。

1.ぬるま湯洗顔。面倒くさがりな私にはぴったりだと思った。簡単なものが一番。しかし、汚れがしっかり落とせなかった結果、一層酷くなる。

2.美白クリーム。顔に何かを塗る行為が嫌いなのに、夜寝る前にクリームを毎日塗らないといけないなんて、拷問に近い。すぐに挫折。

3.美白化粧水。効果があるのかよくわからなかった。

4.美白石鹸。現在、ここである。洗顔石鹸を美白石鹸に変えただけ。一年以上続いている。シミはかなり薄くなった。近くで見ないと分からないぐらいにはなっている。


学んだこと:

1.自分の肌の特徴と自分の出来ることを知ることが重要。グーグル様のおっしゃる事がいつも自分に当てはまるわけではない。

2.人は他人の顔など見ていない。友人に BEFORE/AFTER を写真でみせると驚かれる。その BEFORE/AFTER の違いにも驚いているが、ほとんどの友人はシミがあったことに驚いている。そんなもんだ。

3.女って大変だ。



2016年3月5日土曜日

旅行中に犯しやすい過ち


この文章が公開される頃、私は日本にいる。





The plane




私の家族はとってもサバサバしているので、「帰ってくるの?あっそう。」てなものだ。ちょっとぐらい、嘘でも「楽しみにしている」とか言ってくれてもいいんじゃないかと思う。


そんなことはどうでもよいが、帰郷するにあたり、どうしても日本で手に入れたいものがいつくかある。帰る前から、絶対滞在中に手に入るよう家族を巻き込んで注文した物もある。買い忘れのないようリストまで作ってしまった。


ミニマリストを目指し精進する日々を送っているのに、なぜか日本に帰ると「日本でしか手に入らない」という大義名分を振りかざして色々買ってしまう。実際は日本でしか手に入らないものなど、それほどないのに。


旅行中のお土産も同様だ。旅行先で興味のある物・変わった物を見つけると、「このチャンスを逃したら、二度と見つけることが出来ないかもしれない」と必要かどうかの見極めセンサーが鈍くなる。その上、旅行中はなんとなく気持ちが高揚しているので分別が付かなくなっていることが多い。そして、お土産として持ち帰った物は、必要が無くても「思い出だから・・・」と長い間家の中に鎮座することになるのだ。


この帰郷・旅行中、大きな過ちを犯しませんように。



2016年3月1日火曜日

シンプルなお金の管理

以前クーポンを使って買い物をしていたことがあった。ゲームのようで楽しかったんだよね。しかし、必要なクーポンを確認し、切り取り、複数のお店に買い物に行く手間・時間を考えると割に合わなかった。その上、クーポンを使うためだけに買い物をしているような気になってスッパリやめた。今ではチラシを見ることもないし、レストランのクーポンすらも使うことがない。



Balancing the Accounts




クーポンを使わなくなって、クーポンが節約につながっていなかった事を痛感した。クーポンで買い物をしても、しなくても、支出は全く変わらなかったからだ。


現在、お買い物は基本的に週一回・一つのお店。必要な物だけを購入する。お買い得品を見ると買わなくっちゃって気分になるけれど、一週間後、一ヵ月後に使う予定が無ければ手を出さないようにしている。


食費に関して言えば、美食家でもない私の食費が大きく跳ね上がることはないし、お酒を飲んでもたかが知れている。結局、毎日の食事に必要なものは買うし必要でないものは買わない。


シンプルな家計管理。それは「必要なものを買い、必要でないものを買わない」それだけだと思う。


私の場合、問題は食費以外の支出だ。困ったことに、「欲しいもの」と「必要なもの」の区別が出来ないことが多いんだよね。