2016年3月26日土曜日

好奇心はあるのに。

日本へ帰郷した際、色々なホテル、コンドミニアム、旅館に泊まった。私の普段の旅行スタイルは一箇所、長期滞在であるが、今回3週間弱という短期間にもかかわらず、お墓参り、親戚への挨拶、小旅行と忙しかった。







その中で、一つ楽しみにしていた事があった。人生初のカプセルホテル滞在だ。乗換えの為、成田空港で一泊することになり、成田空港内に新しく出来た9H(NINE HOURS)を利用しようと思ったのだ。サイトでみると、清潔感もあり、おしゃれだ。


子供の頃、押入れで寝ようと試みたことがあるが、頭を強打し諦めた。一人用テントで寝たことはある。寝台車も経験済みだ。しかし、カプセルホテルは一度も利用する機会がなかった。頭を打たないだろうか?おならをしたら、臭いがカプセルの中に充満するのではないか?密閉されているのか?空気穴はあるのか?鍵はかけて寝るのか?防音はされているのか?荷物はどうするのか?寒くないのか?暑くないのか?未知の世界にわくわくした。


しかし、結局空港近くのホテルに泊まることになった。理由は、ゆっくり疲れを癒したい。湯船に浸かって疲れをとり、ベットでぐっすり眠りたい。数年前までは、こんな軟弱な人間じゃなかったのにと自分でも驚いた。


確かに体力の減少を日々感じている。これからは、体力が無いために出来なくなる事・しない事が多くなるのだろう。好奇心はあっても、それを満たす体力が無いなんて。


カプセルホテルごときで、人生の下り坂を感じてしまった出来事だった。



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