2016年7月16日土曜日

ミニマリスト:何をミニマムにするのか

私の家事は基本的に週一回だと書いた。洗濯も週一回なので、当然下着は7枚以上必要となるし、タオルも7枚以上必要だ。








Washing day




下着は2-3枚でOKなんていうミニマリストのブログを拝見する度に、そりゃ大変だろうと人のことながら心配になる。少なくとも隔日で洗濯をしなくてはならなくなるからだ。面倒な時は無いのか??病気で出来ない時はどうするのだ??おねしょしたときは??


小学生の頃、おばあちゃんに「自分の下着ぐらいお風呂に入ったときに洗いなさい」と言われた事はある。しかし、ズボラな私におばあちゃんもすぐ諦めたようだ。おばあちゃん、出来の悪い孫でごめんよ。


家族の多い人は、洗濯を頻繁にしなくてはならないだろうが、私のような一人暮らしは溜めてから洗濯しないと水・電気の無駄である。特に、こちらの洗濯機は日本の倍の容量がある。バスタオルを使わないなど工夫はしているが、本当に洗濯機を週に何度も回す必要がないのだ。


ミニマリスト、モノをミニマムにするのか、手間をミニマムにするのか。


私は手間をミニマムにするミニマリストだ。



2016年6月28日火曜日

一人暮らしの老後を考える:あと何年働けば仕事を辞められるのか?

今日は、アメリカで有名な資産形成・早期退職をテーマにするブログMr. Money Mustache の素晴らしい記事を紹介しようと思う。「The Shocking Simple Math Behind Early Retirement 」私の素人和訳では、「早期退職を可能にするびっくりするほど簡単なからくり」。







Money - Cash Flow




残念ながら英語なのでスゴーク簡単に要約してみようと思う。


何年働けばリタイヤできるかは、たった一つの要素により決まってくる。それは・・・

「貯蓄率」  貯蓄率=(収入ー生活費) / 収入

早期退職には、まず生活費を抑え、または、収入を増やし、貯蓄率を上げてそれを投資することが大切である。その投資したお金がお金を稼いでくれる。それは、どんどんと増えるだろう。

お金が稼いでくれる金額が、あなたの生活費と同額、またはそれ以上になれば、あなたはリタイアできる。

もし、あなたの貯蓄率が64%なら、10.4年でリタイアすることが出来るはずだ。


興味を持った人は、頑張って元の記事を読んでみて。他の記事もお勧めです。



networthify.com のサイトで以下の数字を入力すると、あなたがあと何年働けば辞められるのか分かります。

Current Annual Income: 現在の年収(税引き後)
Current Annual Saving: 一年間で貯めた貯蓄額(この計算式では貯金額ではなく投資額。)
Current Annual Expenses: 一年間の生活費
Current Saving Rate: 貯蓄率
Current Portfolio Value: 現在の資産額(株・債権・証券・不動産など)私は、401k も NISA も入れていい。ただ、401k は60歳まで引き出せないのがネックかな。


ここで、このからくり(計算式)の前提条件は以下のとおり。

  1. あなたの現在の生活費はリタイア後の生活費と同じ額である。
  2. あなたは資産を引き出すことなく投資のリターン(5%)のみで生活する。よって、資産額はいつまでも減少しない。
  3. 現在の年収は税引き後である。
  4. 投資の年間リターン(5%)は税金とインフレを加味した後のものである。


皆さんの結果はどうでしかか?ここで、この計算式の問題点を挙げてみようと思う。
 

まず、日本人の資産額に対する投資率ってそれほど高くないと思うのだけれど、どうなんだろう?この計算では、資産全額が投資に回されていると考えてください。貯金は考慮しないでね。何てったって、インフレ考慮したら金利マイナス・・・・。


また、投資のリターンも5%(税金とインフレを加味した後ってことは、7-8%ぐらいのリターン??)と堅実日本人が設定するポートフォリオのリターンに比べると非常に高いので、あくまでも参考までに。投資のリターンが低ければ、もっと長く働かないとリタイアは出来ません。


他にも問題点はある。


前提条件にあるように、現在の生活費とリタイア後の生活費が同じだという点。子供がいれば、現在の生活費が多くなるだろうし、リタイア後に世界中旅行したいなんていう人は、リタイア後の生活費の方が多くなるだろう。


まあ、理想のリタイアシナリオだと思ってください。私には、お金持ちはこうやって生活してるのか・・・と良い勉強になりました。




2016年6月25日土曜日

プラスチックゴミのミニマム化 ーヨーグルトを作るー

液体・半液体の食べ物の大半がプラスチックの容器に入って売られている。リサイクルされる瓶で売ってくれると有難いが、家の近所ではそういう店は無に等しい。もうそれは、仕方が無いんだよね。だって、プラスチック便利なんだもん。






yogurt




プラスチックゴミを減らそうとすると、自分で作るという選択肢しか残されていない。


ヨーグルトはカッテージチーズやサワークリームに比べれば簡単にできる。


小さい頃、家にもヨーグルトメーカーなるものがあった。もう、実家にも無いんじゃないかな。ここはプラスチック無しで作りたいものだ。


以下は、ズボラな私でも出来る簡単ヨーグルトである。

1.牛乳をお鍋で沸騰させる
2.牛乳を50度まで冷ます
3.保温瓶に牛乳を入れ、1スプーン大のヨーグルトを加える
4.保温瓶を毛布で包んで8-14時間置く
5.ヨーグルトが出来ていたら、普通の瓶に移し替え、冷蔵庫で保存


唯一失敗の可能性があるとすれば、1の過程。


目を離した隙に、牛乳が沸騰して吹きこぼれ、惨事に至る。すると、ヨーグルトなど作りたくもないと自棄をおこす危険性がある。1の過程は、火の側から離れてはいけない。均一に牛乳が熱されるよう厚底のお鍋を使うことをお勧めする。


10年ほど前、カスピ海なんとかっていうヨーグルトのの菌をもらったことがあった。旅行中に駄目にしてしまったが、今になって悔やんでいる。誰か分けてください。








2016年6月21日火曜日

ゴミの有料化がすすんだら・・・・

日本では粗大ゴミを捨てるのが有料な自治体がほとんどだろうと思う。普通ゴミも地域指定ゴミ袋を有料にするなどの工夫はされているが、ゴミ袋じゃそんなに値段を高く設定できない。ゴミ袋一枚数円じゃ人はあまり変わらない。もっと値段を高く設定したらどうなるだろう?






Landfill




多くの人はゴミを捨てた後、そのゴミがどこへ行って処理され、どのくらいこの地球に負荷をかけているのか、どのくらいゴミ処理に費用がかかるのか知らない。実は、私もよく知らない。しかし、小さくないだろう。私の住む国では、中国まで運ばれて処理される(闇に葬られる)という話もある。


悲しいかな、人間はお金が絡むと取り組み方が変わる。これは、スーパーでの買い物袋持参率を見ても明らかである。地域指定ゴミ袋も効果はあるに違いない。


もし、家庭で出る全てのゴミを捨てるのにお金がかかるとしたら、コンポスト率は上がると思うし、無闇に無料でもらえる景品やノベルティーグッズを貰わなくなるのではないだろうか。コンビニで入れてくれるペーパーナプキンやフォーク・箸、街でもらうティッシュ、百貨店の過剰包装、ホテルのアメニティ、試供品。親切でくれるものだから、余計たちが悪い。貰うのはタダでも、それをゴミとして処理するのにお金がかかる事を忘れてはならない。


貰う人がいるから、ゴミのようなモノが大量生産される。


ゴミを捨てるのにお金がかかれば、必要なければ断るという習慣がつくに違いない。ここは、皆で必要ないモノには「ありがとう。でも、結構です。いりません。」と断ってこのゴミ大量生産ループを絶とう。



2016年6月18日土曜日

恥ずかしい告白:家事は週一回です

ブログでいろいろな人の生活を拝見していると、驚くことが多い。自分が普通だと思ってやっていた事が、まったく世間から見たら非常識なんてことはよくある。







broom





家事の仕方は人それぞれ。一人暮らしでも、毎日しっかり料理をして生活している人もいるし、掃除を毎日する人もいる。恥ずかしいことだけれど、私の家事は何でも週一回が基本である。

買い物週一回。
掃除週一回。
洗濯週一回(シーツを洗う週は週2回)。
料理週一回(一週間の常備菜、お弁当)。
郵便物の確認週一回。


以前書いたことがあるが、週3日・12時間勤務をしているので、働いている3日間は、働いて、帰ってきて、トイレ行って、シャワー浴びて、寝て、起きて、トイレ行って、シャワー浴びて、ごはん食べて、出勤する。それを3日繰り返す。その3日間は全く家事をしないと決めているので、その前に家事は済ませておかなくてはならない。働く前日になって慌てて家事をこなすというのが私のパターンだ。


働いていない4日間も面倒だからあまり家事をしない。お腹がすいたなーと思えば、簡単なものは作るが、ほとんど作り置きした食材を温めなおしたり、味付けを変えたり、適当に済ませる。出掛けてしまえば、なおさら何もしない。


それでも、特に部屋が散らかることは無いし、困ることも無い。洗い物も一人分の食器を洗うのはわけない。整理・整頓・洗い物はちょちょいと5分もかからず出来る。一人暮らしの特権だと思う。


掃除機を毎日かける人、トイレ掃除を毎日する人、一人暮らしなのに毎日違う料理をする人、尊敬します。


2016年6月14日火曜日

リア充は体力勝負

先日、友人と映画に行く予定を立てた。友達の少ない一人暮らし。これは、1ヶ月ぶりの予定なんじゃないか??なんて思いながら、その映画にあまり興味はなかったが、楽しみにしていた。







relaxing




そういった日に限って、予定がどんどん入るんだよね。まず、その午前中に済ませなければならない用事が出来た。まあ、午前中だし、問題なくこなせる。


その日の前日、以前お世話になったご近所さんで、今は少し離れている所に住む94才になるおばあさんから電話があった。しばらくの間、ご無沙汰している。特に用事は無く、元気ですか?という挨拶であったが、本来なら年下で暇な私が連絡をするのが筋というものだろう。電話を貰い恐縮した。それで、次の日の午後、会いに行く約束をしてしまった。


午前中に用事を済ませ、午後買い物をして、おばあさんに会いに行き、夕方友人と食事をした後、映画を見る。不可能じゃない。しかし、その日の朝、なんだか声の調子がおかしいことに気がついた。喉が痛いわけでも、熱っぽいわけでも無い。ただ、声がしゃがれている。嫌な予感がする。やっぱり普段してないことを予定しちゃ駄目だよね。


午前中に用事を済ませ、買い物をして、おばあさんとおしゃべりをした後は、もうぐったりだった。まあ、毎日暇でゴロゴロしているので、身体がびっくりしたのだろう。笑。


気の置ける3人で映画に行くことになっていたので、食事をした後、映画は遠慮して帰ろうかと思って、そう友人にも告げて食事を始めた。それなのに、ビールを半分飲んだ頃には、疲れ過ぎていたのか、空腹に飲んだのがいけなかったのか、すっかり酔ってしまった。これは運転など出来ない。仕方なく予定通り映画を見て酔いを醒まし、家に帰った。映画はまあまあ楽しめたし、予定通りだったわけだが、なんともハードな休日であった。


いつも暇なので、3つも違うことを同じ日に予定することは無い。来週はまた暇な毎日に戻ると思うとホッとした。日本では充実した毎日を送っている人をリア充というそうだが、リア充は体力が無いとやっていけないだろう。


リア充を目指し、まずは体力をつけよう。



2016年6月11日土曜日

プラスチックゴミのミニマム化 -食料の保存容器 2-

プラスチックゴミを減らすために瓶を食料の保存容器に多用していることは、以前書いた。今日はその第2弾です。




Image result for pylex vintage kitchen



私がプラスチックゴミゼロ・ゴミゼロを目指していなかった頃、私の台所にはヨーグルトの入れ物等、蓋付きのプラスチック容器がたくさんあった。なんだか貧乏臭いなあ・・とは思っていたけれど、実家でもそれを使っていたし、「何かに使えるかもしれない」「もったいない」と収集していたのだ。その上、安くて便利なジップロック、使い捨てプラスチック容器も多用していた。


プラスチックはゴミとしても厄介だけれど、身体にも良い影響がないので、収集していたほとんどのプラスチック容器は捨てることになった。使っていないジップロック・使い捨てプラスチック容器はなくなったら購入しないようにしようと思っている。


プラスチック容器に代わったものは、PYLEX のビンテージ、ミルクガラスの入れ物。FIRE KING なんかが流行っていた頃、リサイクルショップで購入したものだ。密閉は出来ないので、汁物を入れて出かけることは出来ないけれど、常備菜を冷蔵庫で保存したり、お弁当箱として職場に持っていく。そのまま電子レンジで温めることが出来るので便利だ。別に現行の普通の透明ガラス容器でもいいのだけれど、わざわざ買うよりある物を使っている。それに、ちょっと可愛いでしょ。


一番機能的なのは、密閉可能なステンレス容器だと思う。ガラスと違って軽いし、痛みにくい。ただ、電子レンジでそのまま温めることができないのが難点かな。